桜

理事長所信

一般社団法人大和郡山青年会議所

2022年度 第49代理事長

今西 貴久

 

40年代運動指針

自然と歴史と文化が息づき、自立と共助の精神が調和する、 希望と感謝の心溢れる大和郡山の実現

Be the light

~我が地域(まち)を輝らす先導者(ひかり)となれ~

【はじめに】

私たち一般社団法人大和郡山青年会議所は、本年度で49年目を迎えます。本会議所は 半世紀近い歴史の中で明るい豊かな社会を築くため、常に変化し続ける世の中に対し、時代に合わせながら、多くのまちづくり事業や青少年育成事業等の運動が先輩諸兄姉の手によって行われてきました。単年度制である青年会議所は、毎年意見を変えながらも今日まで歴史は紡がれてまいりました。今年度は少数且つ歴の浅いメンバーが多い中での船出となります。このような状況でいったい何ができるのだろうと悩むこともあるかもしれません。しかし、自らが地域(まち)をより良く変えたいと望むからこそ、変えることができるのです。 決して周りの変化を待つのではなく、まずは自分から成長するのだという気持ちをしっかりと抱きつつ、行動していきましょう。

【輝ける地域(まち)の創造】

私たちの住む大和郡山市には、多くの魅力が集まっています。郡山城址や金魚の生産だけでなく、イチゴやイチジク、大和丸ナス、トマト、筒井レンコンなどの農作物をはじめとする食の魅力があります。また、近畿の中心に位置する大和郡山市は、非常に京阪神へのアクセスがしやすく、昭和工業団地には多くの企業が誘致されており、地場産業として紳士靴が盛んです。そして奈良県立自然公園に指定されている矢田丘陵では、野鳥観察や秋の紅葉を楽しむことができ、多くの自然の魅力を有しているのです。しかしながら、近年の大和郡山市は人口減少が進んでおり、若い世代が地元に根を下ろ さずに転出することが目立っています。また農業や商業においても、生産者の高齢化や後 継者不足は問題となっています。私はこれらが、自分たちの地域 ま ち の魅力に気づいていない のが大きな原因だと考えています。このような状況が続くとどうなるのか。10年、20 年後を想像してみてください。決して他人事としてはならないのです。大和郡山市をより良くしたいという思いは市民ならだれもが抱いていることだと私は思っています。では、どのようにしたらこのような想いが実現するのでしょうか。それには、まちづくりをしていく上で直面する多様な課題に対して市民と市が知恵や力を出し合い、共に考え、悩み、手を携えてその解決に向かうことが不可欠なのです。それがまだまだ足りていない大和郡山市だからこそ、我々の手で築いてまいります。私は「ひとが輝くまち を造り、まちが魅力的な人財を創る」と考えています。そしてこの仕組みを実現する存在が我々青年会議所であると確信しています。私たちが主体性を持ち、率先して行動をすることで、誰もが取り残されず、活力あふれる地域(まち)を創り出しましょう。

【情報発信力の強化】

SNSを中心とした容易に素早く情報発信が可能となった現代では、不確かな情報が飛 び交うことも時にはあるものの、受け手にとっては情報を大量に入手でき、アクセスも速くなったことで、日常生活における利便性は向上したのではないでしょうか。また、コンテンツ自体の完成度も日々進化しており、性別や年代、個人の趣向などに合わせた情報発 信もされています。我々青年会議所の活動は、地域の方に広く認知されてこそ成し遂げられるものです。私 たちがどんなに良い事業を行ったとしても、地域の方に認知されなければ、ただの自己満 足に終わってしまいます。一人でも多くの方に我々の活動を知っていただくため、配信コンテンツの完成度やメッセージ性の向上に取り組み、SNS・インターネットを活用した継続的な情報発信を行い、幅広い層への情報伝播を図ってまいりましょう。

【JAYCEEとしての資質向上】

青年会議所は、自己成長をすることができる学び舎です。青年会議所の使命にも「より良い変化をもたらす力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供すること」とありま す。青年会議所運動は地域の課題を発見し、解決する、もしくは解決に導く運動を発信することで地域により良い変化をもたらすことが主です。この青年会議所としての運動が、「どうして自己成長につながるのか」という仕組みをメンバー一人ひとりが理解し、取り組んでいくことがとても大切なのです。世の為、人の為になることを精いっぱい行えば、結果的に自己成長につながるのですが、自己成長が目的ではありません。青年会議所運動を行うことで身に着けた様々な能力や関わってくれた方々との人脈、事業達成による実績が結果として自己成長につながることをよく理解しておく必要があります。各々の仕事の中でも自己成長は可能です。しかし、どうしても決まった取り組みの中で は成長に制限がかかると私は考えています。これに対し青年会議所は、本業とは違った活動をし、他業種のメンバーと切磋琢磨することで成長の制限を解除し、無制限で自己成長させてくれると確信しています。さぁ、まずは自らの足で前へ踏み出していきましょう。

 

【会員拡大】

2022年度は少数且つ歴の浅いメンバーが大半を占める状態でのスタートとなります。青年会議所の運動に会員数は関係ありませんが、多ければ我々が成せることの「幅」が広 がります。しかしながら、近年の活動の中で会員拡大は行われてきましたが、成功には至っていません。候補者が見つからないのは大きな課題ではありますが、我々が青年会議所の魅力をうまく伝えられていないことも原因ではないでしょうか。先述したように、まずは自身が青年会議所のことを理解し、楽しむことを伝えることで候補者に魅力を知ってもらえるのです。我々が候補者を選ぶのではなく、候補者に我々青年会議所を選んでもらう 必要があるのです。覚悟と情熱を胸に一丸となって会員拡大を進めてまいりましょう。

 

【おわりに】

私は最初から郷土愛を持っていたわけではなく、むしろ都会に住みたいと考えていた十 代、二十代を過ごしていました。そんな中、多くのご縁と自身の住まう大和郡山市に興味 を持とうという想いから本会議所に入会いたしました。そして「課題を調べ、どうすれば解決するのか」ということをこの大和郡山青年会議所が教えてくれました。大和郡山市に 対して見る目が変わった瞬間でもありました。ひとはきっかけがあれば変わることができるのです。それは大和郡山市に住まうひとや地域(まち)そのものだけでなく、我々メンバーやこ の大和郡山青年会議所も同じことです。皆で輝く未来を描いてまいりましょう。

 

まずは前に進め、立ち止まるな

不安でも共に支えあう仲間がいる

我々なら必ず何でもできる

そして

我が地域(まち)を輝らす先導者(ひかり)となれ

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